初心者でも分かる!正しく美しい剣道着・袴の着方教えます!
剣道の道着や袴、正しく着れていますか?剣道をきっかけに、初めて袴を着用する人がほとんどだと思います。
この紐どう結ぶの〜〜泣
袴は紐2本を体に巻きつけるという、普段の衣服の着方と大きく違いますよね。最初は紐の結び方や道着の襟の整え方に戸惑うこともありますが、ちょっとしたコツを覚えれば、誰でもすっきりと美しく着こなせるようになります。
この記事では、初心者の方でもすぐに実践できる簡単な着方のポイントをお伝えします。美しく着ることで、見た目から剣道の上達を目指しましょう。
- 剣道着・袴の分かりやすい着方
- 剣道着・袴を美しく着るポイント
- 剣道着・袴の着方が分からない方
- もっと美しい着装を目指す方
剣道着・袴の着方を動画で解説
剣道着の着方
※撮影のため、インナーを着用しています。道着はジャージ道着です
右にある紐と、左の内側にある紐を蝶結びします。そして残りの左右の紐を同じく蝶結びにします
剣道着を着る時のポイント
気にするポイントは「サイズ」と「結び方」です。
剣道着のサイズ
首の後ろと襟がひっついているのが正しいサイズです。サイズが大きいと、紐を結んでも首の後に隙間が生まれやすいです。袖の長さも小手をはめた時に、肌が見えるか見えないかの長さとしましょう。
正しいサイズで着るのが最もカッコ良いです。
紐の結び方
結び方は普通の蝶結びなのですが、輪っかが縦向きにならないようにしましょう。慣れていないうちは、横向きにならないかもしれません。繰り返し練習して、横向きになる自分の結び方を見つけましょう。
袴の着方
前の紐編
真ん中の仕切りを確認して、足を入れましょう。
袴の中はズボンのようになっています。片方に両足を入れないようにしましょうね。
道着の前2枚をしっかり重ねて、帯を「へそ」の下あたりに当てます。(女性や子どもは少々上でも大丈夫です)
帯が下がらないように、紐を背後でクロスし、キュッと締めます。
紐を前に持ってきてクロスし「X」 を作ります。
「X」の下を通った紐を折り曲げ、2本とも後ろに回します。
一番外側にある紐を、腰を通る紐と背中の間に通します。慣れていないと通すのが難しいかもしれません。
キュッと締めて、蝶結びをします。腰板を持ち上げてヘラを持ち、腰と紐の間に刺します。
後の紐編
紐を前に持ってきてクロスさせます。
上の紐をお腹と全て紐の間を通します。キュッと締めて、丸結びします。
余った紐を腰横の紐に通して固定します。これで完成です。
袴の履き方のポイント
道着のシワ
背中に膨らみなど無いよう、袴の下や横から道着を引っ張ります。シワを伸ばすようにしましょう。
袴のサイズ
袴が短すぎる、長すぎると正しく着用することができません。
着用した時に「くるぶし」が見えていては短すぎます。長い袴を折って使うとなった場合も、後で述べるような裾が前下がりの状態にするのは難しいです。
剣道を始めて慣れない頃は足の甲が見えるくらいでも良いですが、足の甲が隠れて、つま先が少し見えるくらいの長さとしましょう。
サイズの合った袴選びが大切です。
裾が前下がり
袴の裾は前が後ろよりも下がっている、長くなっているのが正しい着方です。
腰の位置より帯を上にして結んでしまうと、裾が床と並行、もしくは前上がりとなってしまいます。これではカッコよくありません。
裾が前下がりとなるようにしましょう。
まとめ
今回は、正しく美しい剣道着・袴の着方を解説しました。
剣道着の見た目を整えることは、自分の構えや打ち方を見直すきっかけにもなります。先生や友達にもチェックしてもらって、正しく着れているか確認しましょう。
着装から剣道が上達することを願っています。
以上、ケンドーショーダンでした。