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古刀型竹刀『特練』を使ってみた!実戦型竹刀とは異なる魅力と使用感をお伝えします!

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若手指導者

相面で打ち負けたくない!打ちに重みを乗せられないかな?

リバ剣さん

打ちよりも構えを大切にした剣道に変えていきたい!

ショーダン

そんな方々には、古刀型竹刀をおすすめします。

剣道のスキルやスタイルを突き詰めていく中で、自分の理想の剣道に合った竹刀を選ぶこともあるでしょう。今までと異なる竹刀を使うことで、成長が後押しされることもあります。

現在、ワンランク上の剣道を目指しているそこのあなた、古刀型竹刀を検討してみてはいかがでしょうか?

この記事では、古刀型竹刀の特徴と、私が日頃から使用している東山堂の古刀型竹刀「特練」の使用感をご紹介します。

古刀型竹刀を検討している方の参考になれば幸いです。

この記事を読んで分かること
  • 古刀型竹刀の特徴
  • 古刀型竹刀「特練」の特徴
こんな方に読んでほしい
  • 打ちの軽さに悩んでいる方
  • 古刀型竹刀について知りたい方
目次

個別でお困りのことがあれば、こちらでお聞きします!

古刀型竹刀とは?

剣道の竹刀には、形状や重心の違いによっていくつかのタイプが存在します。

その中でも「古刀型竹刀」は、江戸時代以前の実際の日本刀、特に「古刀(ことう)」と呼ばれる時代の刀の形状をモデルにした竹刀です。直刀型と呼ばれることもあります。

一般的な竹刀は柄の上の部分の節が膨らんでいますが、古刀型はその膨らみが小さいことが多いです。

膨らみが大きいと竹の重心が膨らみ付近に近づくため、重心がより手元側に寄ります。一方、膨らみの小さい古刀型の竹刀は膨らみの大きい竹刀より、重心が剣先側に寄ります。すなわち、古刀型は少々重さを感じる竹刀となっています。

古刀型竹刀と実戦型竹刀の違い

古刀型竹刀は上で紹介した通りですが、実戦型は重心が手元寄りです。そのため剣先が軽く感じやすく、学生などたくさん本数を振るスタイルの剣士に向いています。

古刀型竹刀と実戦型竹刀の違いを以下の表にまとめました。

項目実戦型竹刀古刀型竹刀
重心の位置手元寄り剣先寄り
打突の感覚軽快で速く振れる1本に重みのある打ち
向いている剣道連続技、スピード重視1本の質、崩れないことを重視

なお、実戦型竹刀については以下の記事で紹介しています。

古刀型竹刀「特練」の特徴と使用感

古刀型竹刀にもさまざまな種類がありますが、私が愛用しているのが、東山堂の「特練(とくれん)」です。(京都武道具など系列店の商品も同じです。)

特徴①真竹特有の打ち感

「特練」の大きな特徴は、素材に桂竹ではなく「真竹」を使用していることです。真竹は、竹の繊維が密で詰まっており、しっかりとした硬さと適度なしなりを持っています。

そのため「特練」を使うと、打突の力が竹を通してダイレクトに相手に伝わる感覚が強く得られます。

特徴②コンパクトな柄の太さ

「特練」の柄の太さは25mmで、手の小さい人でも握りやすい大きさです。

ショーダン

私自身、手が非常に小さいですが、非常に使いやすいです!

手に収まることで、握る時と力を抜く時とで緩急をつけやすくなります。柄が細いものをお求めの方には特におすすめです。

打ちに重さの乗る使用感

振りはじめに少し重みを感じるものの、その分、竹刀全体で打突を「押し切る」ような感覚が得られ、一本一本に鋭さが生まれます。

振り下ろしは竹刀の重さを使えば、自然と振りに勢いが出ます。

特練の使用感まとめ
  • 打突の力が竹を通してダイレクトに伝わる
  • 一本に「重み」と「乗り」を出しやすい
  • 軽快な連続技よりも、一本一本を大切にする剣道に向いている

「特練」をおすすめする人

中肉中背や小柄な人

柄が細めのため、手の小さい人にとって使いやすいです。また打ちに重みを持たせることができるので、長身の人に対しても打ち負けにくくなります。

小さいけれどもどっしり構え、しっかり中心をとって打ち込む剣道をする人にとっては「特練」が良いでしょう。

スピード重視から一本の質を高めたい人

これまで速さやタイミングを重視してきた方が、打突そのものの質を高めたいと考え始めたとき、「特練」はおすすめです。

真竹ならではのしっかりとした打ち応えと、剣先寄りの重心が、自然と一本に重みを乗せる剣道へと導いてくれます。

打ちに深みを出したいと考えるなら、試してみる価値は十分にあるでしょう。

「特練」の購入方法

ネットで買う場合

楽天、Yahoo!ショッピングで購入する

楽天やYahoo!ショッピングの中でも「特練」が売っています。ポイントをお得に貯めて、安く購入することもできます!

同店舗で竹刀の仕組部品のセットで得られている場合は、一緒に購入することで仕組んでもらうこともできます。仕組希望を選択しましょう。以下は楽天の場合の例です。

柄の長さも指定すれば、その長さに近い長さで仕組んでくれます。購入画面の「その他」のところで、希望の柄長さを書きましょう。

ショーダン

私の場合は「柄の長さは30cmでお願いします。」と記入しています。

※ちなみに楽天で検索して出てくる下記店舗は、全て同じです。

  • 京都武道具
  • 東山堂 楽天市場店
  • 剣道防具Online

会社の住所が全て同じ場所となっています。ですので、この中であれば安いお店で購入することをおすすめします。

東山堂のオンラインショップで購入する

購入ページは以下のようになっています。こちらでももちろん購入可能です。

Screenshot

店舗で買う場合

東山堂や京都武道具へ訪問して、購入することもできます。店舗は京都にあります。

やはり一回振ってみないと分からない、という方はぜひ実店舗で体感をしてみてください。

関連店舗である、「京都武道具」は武道センターや武徳殿の近くにもありますが、「特練」を取り扱っているかどうかはその時の入荷状況次第です。

東山堂は武徳殿から少々離れていますが、時間がある時に訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、古刀型竹刀「特練」の特徴を紹介しました。

古刀型竹刀特有の重みに加え、真竹の打ち感、握りやすい柄のサイズが特徴のため、古刀型竹刀のデビューにはおすすめです。

古刀型竹刀を使うことで、一本の質を極める稽古に取り組むことができます。

自分の剣道をさらにレベルアップさせたい方はぜひ検討してみてください。使った感想があったらぜひ教えてくださいね!

以上、ケンドーショーダンでした。

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この記事を書いた人

30代、五段の剣士。
普段は所属道場で週1回、子どもの指導と自分の稽古を行っています。
大人になって、自分は指導者に恵まれていたと気づくことができました。
今まで剣道を続けてきて・教えてきて思ったことやノウハウを発信できたらと思います。

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