剣道の習い事、道場はこうやって探そう!お近くの教室を探す具体的な方法を解説!


武道を子どもに習わせたいんだけど、どこでできるんだろう?



近い道場を見つけたけど、そこはちょっとイマイチだなぁ
自立した大人へと育ってほしい、気持ちの強い子に育ってほしいというお気持ちから、武道・剣道を習わせたいとお考えの親御さんもいらっしゃるでしょう。
ご自身が剣道経験者ならば、どうにか道場を探すことができる場合もありますが、未経験だとどう探せば良いのか分からないですよね。
この記事では、剣道の道場の探し方や道場選びのポイントなどを解説します。
道場をお探しの方、剣道をお子さんに習わせたい親御さんにとって、参考になれば幸いです。
- 剣道の道場の探し方
- 道場選びのポイント
- 剣道の道場をお探しの方
- 剣道を子どもに習わせたい親御さん
剣道の道場の探し方


一般的な方法として、以下の2つがあると思います。
- GoogleやYahooなどで「(地区名)剣道」や「(地区名)剣道 習い事」と検索する
- Googleマップでご自宅近くの位置で「剣道」と検索する
これらの方法でもうまく見つからない場合もあると思いますので、それ以外の方法を紹介します。網羅性、探しやすさという観点で探し方をいくつか紹介します。
方法 | 網羅性 | 探しやすさ |
---|---|---|
お住まいの地区の剣道連盟から探す | ◯ | △ |
習い事検索サイトで探す | △ | ◯ |
SNSで探す | △ | △ |
お住まいの地区の剣道連盟から探す(網羅性◯探しやすさ△)
剣道は地域ごとに団体をまとめる、剣道連盟というものが存在します。



東京都剣道連盟や渋谷区剣道連盟といったものです!
これら剣道連盟のホームページの中に「所属団体」や「加盟団体」がまとまっていますので、そこからお近くの道場を見つけます。


見つかったら、その道場名でWeb検索、もしくは電話で確認して、教室をやっているかどうか、一般開放されているかどうかを確認しましょう。
中には、実業団チームなど教室運営していない団体もありますので注意しましょう。
習い事検索サイトで探す(網羅性△探しやすさ◯)
コドモブースターやスクルーなどのサイトを活用して、剣道場を検索します。
地域を絞って、対象を剣道とすることで、お近くの道場を探すことができます。
一点注意すべき点は、検索サイトに登録していない道場もあるという点です。ですので、網羅性という観点では剣道連盟から探す方法に劣ります。
SNSで探す(網羅性△探しやすさ△)
近年ではSNSを運営している道場も多いので、SNSアカウントを検索するのも良い方法です。特にInstagramとFacebookが、探すのに有効なSNSでしょう。
SNSは普段の様子や実績などが投稿されるため、道場の雰囲気が掴みやすいです。道場選びの参考にもなるでしょう。
ただし、SNSで検索してもなかなか表示されない道場アカウントもありますので注意しましょう。



定期的に「体験会」を実施している道場もありますね!
道場選びの3つのポイント


道場にも良し悪しがあるのが現状です。改めて、道場を選ぶポイントを紹介します。
- 場所・月謝
- 大会・昇段実績
- 保護者の稼働
場所・月謝
こちらは言われなくても分かることかもしれませんね。遠い道場は、送り迎えの負担やお子さんが通う心理的なハードルが上がってしまいます。ですので、近い道場を選びましょう。
月謝についても事前にホームページがあれば確認しましょう。相場的には3000円〜5000円くらいのところが多く、他の競技と比べて安いです。
注意点として、道場によっては月謝以外にもかかる費用があります。
- 遠征や合宿の費用
- 試合出場費
- スポーツ保険料
遠征や合宿、試合の頻度などは見学の際に聞いておくのが良いでしょう。
大会・昇段実績
都道府県にもよりますが、実績のある道場を選ぶ方が「本質的な剣道」を習うことができます。
実績が全くないと、教えている剣道の内容が正しいかどうか判断しかねます。
剣道をご存じない親御さんも、大会の大きい小さいは気にしなくて良いので、何かしらの賞をもらっていたり、昇段していたりしているかどうかを確認しましょう。
保護者の稼働
お子さんを通わせる場合、ここは意外と重要なポイントです。
- 毎回の練習に保護者が付き添う必要があるのかどうか
- 先生に任せっきりで良いのか
- 休日にどれくらい試合に出るのか
ご自身の都合に合わせて対応できるかを確認しておきましょう。
こちらはインターネット上の情報だけでは分かりかねるので、見学に行った際、その場にいる保護者に尋ねて見るのが良いです。遠慮せずに、事前に確認しましょう。
道場に入る前の心配事


初期費用は意外と安い
剣道と聞くと、防具、剣道具が高いというイメージを抱くかもしれません。すぐ辞めてしまったら、大きな出費になっちゃうと心配の方もいらっしゃるでしょう。
ただ、「剣道具」についてはいきなり購入しないことが多いです。道場に入ってからは、以下の流れで稽古に入っていきます。
- まずは運動着で竹刀を振る
- 剣道着を着て稽古
- 剣道具をつけて稽古
始めは竹刀だけ購入し、運動着で稽古できるようになってから、道着・袴や剣道具(防具)を身につけて稽古することになります。
そのため、もしお子さんに剣道が合わず、すぐにやめてしまう場合でも、かかる初期費用は竹刀くらいです。なので、安心して始めていただけたらと思います。
その後に防具を買いますが、野球やサッカーでもユニフォームやその他道具を買うのと同じです。実質的な金額は他の競技と大差はありません。
大怪我は少ない
剣道は竹刀で叩き合うので、ケガをしやすいと想像する方もいらっしゃるでしょう。ですが、剣道はケガをしにくいスポーツです。
よくあるケガとしては、「皮膚の皮がむけること」です。竹刀を振ることで手の皮が破けたり、水ぶくれができたりします。また、激しい稽古に取り組めるようになると、左足の裏の皮がむけることもあります。
大きなケガとなると、肉離れやアキレス腱断裂がありますが、ある程度のレベルにならないと起こりません。骨折もほぼ無いです。
いわゆる大怪我は負いにくい競技ですので、安心できるかと思います。
まとめ
この記事では、剣道の道場の探し方や道場選びのポイント、道場に入門する前の心配事についてまとめました。
道場の探し方は、Google検索、Googleマップ検索以外に以下があります。
- お住まいの地区の剣道連盟から探す
- 習い事検索サイトで探す
- SNSで探す
そして、道場選びのポイントは3つです。
- 場所・月謝
- 大会・昇段実績
- 保護者の稼働
お子さんを道場に通わせる場合、いきなり防具を買うということはなく、初期費用はそこまで大きくありません。ですので、剣道だけたくさんお金がかかる、というふうには考えなくて大丈夫です。
ケガもありますが、大怪我はしにくい競技なので安心していただけたらと思います。
もちろん、お近くに剣道をやっているお友達がいるのならば、その親御さんに聞いてみるのもオッケーです。
お子さんやご自身に合った道場を見つけられればと思います!
以上、ケンドーショーダンでした。