かかとの痛みを解決!2種類のサポーター選びのポイント!

当ページのリンクには広告が含まれています。

(スポンサーリンク)

若手剣士

イタタ。。かかとが痛い。。
かかとサポーター買わなきゃ

(かかとサポーターを探しにお店へ)

若手剣士

あれ?2種類あるな。どっちがいいんだろう?

ショーダン

「剣士の味方」か「YAMAYA」ですね!それぞれの特徴を紹介します!

最も多くの剣道家が経験したことのある故障は、かかとの痛みでしょう!

右足のかかとを守る剣道グッズに「かかとサポーター(通称:かかサポ)」があります。

私も大学時代に愛用していました。

武道具屋さんでよく取り扱いのある「かかサポ」は2種類あります。

今回の記事では、この2種類の「かかサポ」の特徴を私の経験も踏まえて紹介したいと思います。

今「かかサポ」を使っている方も、そうでない方も、この記事を「かかサポ選び」の参考にしていただけたらと思います。

この記事で分かること
  • 2種類の「かかとサポーター」の特徴
  • 自分に最適な「かかとサポーター」
  • 「かかとサポーター」を使わなくてよくなるためには
こんな人に読んでほしい
  • これから「かかとサポーター」を購入する方
  • 「かかとサポーター」愛用者
  • かかとの痛みに悩んでいる方
目次

「かかサポ」の種類

多くの武道具屋さんで取り扱いのある、「かかサポ」は「剣士の味方」「YAMAYA」の2種類です。

「剣士の味方」はこちら!

剣士の味方のサイズ
  • Mサイズ:20~22㎝
  • Lサイズ:23~25㎝
  • LLサイズ:26~27.5㎝
  • 3Lサイズ:27.5㎝~29㎝以上

こちらの値段は2500円前後です。

「YAMAYA」はこちら!

「YAMAYA」のサイズ
  • Sサイズ:20~23㎝
  • Mサイズ:23~25㎝
  • Lサイズ:25~27㎝
  • LLサイズ:27~29㎝

こちらの値段は2000円前後です。

私が見てきた中では、「剣士の味方」を愛用している方の方が多い印象です。

その理由も含めて、それぞれの「かかサポ」の特徴を見ていきましょう。

「剣士の味方」のかかとサポーターの特徴

ゴムで固定

「剣士の味方」は足首部分と足の中部のゴムで、足に固定しています。

リバ剣さん

ゴムだったら、使ってるうちに緩くならないの?

ゴムが太めなので、そう簡単にはゆるゆるになりません。むしろ、ややキツめに固定されます。

稽古の激しい動きの中でも、ズレにくいです。

キツめのゴムなので、サイズ選びには気をつけましょう。

私も初めて購入した時は、Mサイズを買ってしまい足に入りませんでした。

ですが購入したのが優しい武道具屋さんでしたので、後から違うサイズのものを交換してもらうことができました。

普段の洋服選びの、S・M・L基準で選ばないようにしましょう。

綿素材

綿素材がメインで、普通の靴下と近い素材感で着用できます。

肌触りも良いので、お肌に優しい素材をご希望の方にはオススメです。

厚いクッション

「剣士の味方」の一番の特徴でしょう!

かかと部分にあるクッションがかなり肉厚です。

しばらく使って洗濯しても、クッションはなかなかへたりません。

かかとの痛みが強い方には「剣士の味方」がオススメです。

デメリット

使い続けると臭う

先ほど紹介した「綿素材」であるがゆえ、汗をよく吸ってくれます。

汗をよく吸ってくれるために、洗濯しないと汗の匂いが残ってしまいます。

1ヶ月も洗濯しないと、鼻が曲がってしまうほどの激臭となります。

私の後輩も洗濯せずに「かかサポ」を使い続け、周りの人に迷惑をかけていましたね笑。

基本的には、毎回洗濯することをオススメします。

複数個を使い回しましょう!

底が破けやすい

クッションが厚いがゆえに、起こってしまう問題点です。

みなさんは構えの時に、右足のかかとをどれくらい浮かせると習いましたか?

私は「紙1枚分」浮かせると習いました。

ですので、「かかサポ」をつけた状態での構えでは、自然と「かかサポ」が床についてしまいます。

「かかサポ」が床についた状態で足捌きをすることになるので、生地が擦れて破れてしまうわけです。

私も何度も、中身の青いクッションが見えたことがあります。

正しい足捌きをしようとすれば、当然起こってしまうことなのでしょうがないですね。

「YAMAYA」のかかとサポーターの特徴

マジックテープで固定

「剣士の味方」ではゴムで止めていたのに対し、「YAMAYA」は足首部分をマジックテープで固定します。

自分で固定の強さを調整できるので、ちょうど良い具合で固定できます。

サポーター自体が回って、クッションがずれることも少ないです。

激しい動きでも、「かかサポ」がズレたくない方にはオススメです。

化学繊維素材

綿素材ほど汗の吸収はありません。

一方で、綿素材と比べて速乾性はあります。

取り扱いの面では、化繊の方が優れているかもしれませんね。

底に生地が貼ってある

「剣士の味方」のデメリットを解消してくれるポイントです。

底に生地が貼られているため、擦れても破れることがありません。

私が使っていた時でも、生地ごと破れることはなかったので耐久性はバッチリです。

底の生地の破れを気にしていた方には、「YAMAYA」の「かかサポ」もオススメです。

デメリット

クッションが薄い

「剣士の味方」に比べて「YAMAYA」の方がクッションは薄いです。

かかとの痛みが大きい方には、少々物足りないかもしれません。

耐久性が高い分、クッション性は少々低い印象ですね。

マジックテープを固定する生地が破れる

生地が擦れて破れるということはないのですが、マジックテープと生地の固定が引っ張りに耐えきれず、生地が破れるということはありました。

多少破れても問題なく使えるのですが、せっかくのマジックテープで強く固定できるメリットが無くなってしまいます。

耐久性が高いことは確かですが、完璧ではないということは頭の隅に置いておきましょう。

それぞれの「かかサポ」でおすすめの人

端的にいうと、以下の通りです。

2種類のかかサポでオススメの人
  • 「剣士の味方」:クッション性重視の方
  • 「YAMAYA」:耐久性重視の方

重度の痛みを感じている人で、「剣士の味方」の上に「YAMAYA」を装着している人を見たこともあります。

ですがそこまでかかとが痛い場合は、「自分の剣道の見直し」をすることをオススメします。

そもそもかかとが痛くならないようにするには

かかとが痛くなるのは、「踏み込む時に、かかとから床についている」ことが多いです。

なぜこのようなことが起こるか考えると、「足をなるべく前に出そう」としているためだと推察できます。

なるべく遠くに飛ぼうとするのは、誰しもが努力していることです。

ただ、体が前に出ず、足を前に出そうとすると、かかとを痛めてしまいます。

かかとを痛めないように、腰から出る打ちをしましょう!

結果的に、腰から出た打ちの方がより遠くに飛ぶことができるし、打ちも強くなります。

リバ剣さん

じゃあどうやって腰から打てるようになるの?

ここは人によって違うのでとても難しいところです。。

私の場合は、「左足に体重を乗せて構える」ことで腰から打てるようになりました。

「腰が一番先頭で体重移動するイメージ」で、打てるようになりましょう。

学生時代、私は腰から打てていないと気づくことができず、かかとの痛みに悩まされていました。

社会人になって気づくことができ、今では「かかサポ」無しで稽古できています。

皆さんがサポーター無しで、かかとの痛み無く稽古できるようになればいいなと思います!

まとめ

今回は、よく見る2種類のかかとサポーター選びのポイントを紹介しました。

2種類は「剣士の味方」と「YAMAYA」です。

それぞれの特徴とおすすめの人は以下の通りです。

「剣士の味方」の特徴とオススメする人

「剣士の味方」の特徴

  • ゴムで固定
  • 綿素材
  • 厚いクッション

オススメの人

クッション性重視の方

「YAMAYA」の特徴とオススメする人

「YAMAYA」の特徴

  • マジックテープで固定
  • 化学繊維素材
  • 底に生地が貼ってある

オススメの人

耐久性重視の方

稽古を繰り返していくと、かかとが痛む時もあるでしょう。

そんな時は、自分に合った「かかサポ」を選びましょう!

ですがやはり、かかとが痛まないことが一番良いです。

かかとの痛みにお悩みの方は、自分の剣道を見直してみましょう。

「腰から打つ」ことができれば、かかとの痛みを軽減できる可能性が高いです。

私の場合は、左足重心の構えの状態で腰から打つことで、かかとの痛みに悩むことなく剣道ができています。

「かかサポ」を頼りにしながらも、「かかサポ」卒業できるような剣道を目指しましょう。

以上、ケンドーショーダンでした。

(スポンサーリンク)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アラサー会社員。20代で五段取得、大学院卒業の剣士です。
普段は所属道場で週1回、子どもの指導と自分の稽古を行っています。
大人になって、自分は指導者に恵まれていたと気づくことができました。
今まで剣道を続けてきて・教えてきて思ったことやノウハウを発信できたらと思います。

目次