小学生もできる!「手拭い竹刀」の素振りで振りの速さを身につけよう!
いつもの素振りから、さらにレベルアップしたい!
なにか新しい稽古方法ありませんか?
「手拭い竹刀」で素振りしましょう!
簡単で、誰でもできる稽古法ですよ!
強豪校の素振りといえば、「太い木刀」や「素振り用の竹刀」を使っているイメージがありますよね。
確かに、重たい竹刀や木刀を振ることで、筋肉をつけることができます。
ただ、小学生や中学生ではまだ骨格が十分に成長できていないために、筋肉がつきにくいです。
そのため、重い木刀では正しい素振りができないことが多いです。
そんなときは、適切に荷重をかける方法である「手拭い竹刀」の素振りをしましょう!
「手拭い竹刀」ってなに?と少しでも興味を持っていただけたら、嬉しいです!
- 「手拭い竹刀」の準備
- 「手拭い竹刀」素振りのメリット
- 「剣先を早く振る素振り」を指導したい指導者
- 素振りのバリエーションを増やしたい指導者
それでは詳細を見ていきましょう。
「手拭い竹刀」の準備
まず「手拭い竹刀」とは、手拭いの端を竹刀の先に結びつけたものです。
竹刀と手拭いを準備します。
手拭いの先を先革の手前で1回丸結び(固結び)をしてください。
これで完成です!簡単ですよね?
結ぶ時は、かなり固めに結んでおいてください。
そうでないと、素振り途中に手拭いが飛んでいってしまいます。
結べない子には先生が結んであげましょう。
そして、この竹刀を使って正面素振りをします。 たったこれだけです。
「手拭い竹刀」を使った正面素振りで得られる効果は、次で紹介します。
「手拭い竹刀」での素振りのメリット
- 負荷のかかり方がちょうど良い
- 先を振る意識が着く
- みんなが持っている道具でできる
- 楽しく稽古できる
負荷のかかり方がちょうど良い
手拭いはすごく軽いですが、竹刀に結ぶと空気抵抗をしっかり感じることができます。
なので、振り下ろしのスピードを上げるための筋肉が付きます。
また、振り下ろすの時には抵抗があるものの、振り終わりには重さが無いので右手の力を抜くことができます。
重たい竹刀や木刀では、振り下ろしきったところで、どうしても右手に力が入ってしまいがちです
形を崩さないでレベルアップできることがこの素振りの魅力です。
先を振る意識が着く
先でもお話したように、振り下ろしの際に抵抗を感じることができるので、速く振ろうという意識をつけることができます。
また、竹刀だけでは振り下ろしのスピードの実感を感じにくいですが、手拭いが結んであると、フワっと落ちるか、シュパっと落ちるか見た目で分かりやすいです。
他の子たちとの比較もとても分かりやすいので、より向上心が高まります。
みんなが持っている道具でできる
重い木刀や素振り専用のお守りといった、新しい道具を使うとなると、人数分の購入が必要です。
また、部員が増えるとさらに物品が必要になってきます。
しかし、手拭いであれば、みんなが持っているので気軽に使うことができます。
お金をかけず、今ある道具だけでレベルアップが期待できます。
もし、これ以上簡単で、誰でもできる方法があれば、ぜひtwitterなどで教えてください!
楽しく稽古できる
そして、何より子どもたちが楽しんで取り組んでくれます。
普段の素振りや稽古とは少し異なる、非日常感が感じられます。
そして、成果がいつも以上に見た目で表れます。
楽しみながら、速く竹刀を振れるようになりましょう。
まとめ
今回は、「手拭い竹刀」での素振りを紹介しました。
剣先に手拭いを結びつけ、「手拭い竹刀」を準備しましょう。
「手拭い竹刀」素振りのメリットは以下の3つです。
- 重過ぎず、抵抗を付与できる
- 先を振る意識が着く
- みんなが持っている道具でできる
こんな簡単な方法で、普段の素振りが様変わりします。
まずは正面素振りで意識をつけましょう。
実力が付いたら、「手拭い竹刀」で跳躍素振りにも挑戦してみましょう!
さらに、振り下ろしのスピードを上げることができます。
「手拭い竹刀」素振りを楽しみながら、成長しましょう!
以上、ケンドーショーダンでした。