いつでも成長!通学・通勤中にできる剣道稽古法を4つ紹介!
最近、子どもが熱心に稽古に取り組んでくれてます!
さらにこの熱を加速できるような方法はありますか?
日常生活の中に稽古を取り入れてしまいましょう!
みなさんご存知の通り、剣道が強くなりたい場合、たくさん稽古を積まなければなりません。
道場の稽古以外にも、おうちで素振りをする、防具をつける練習をするといった稽古を積んでいる子どもたちもいるでしょう。
そんな稽古熱心なお子さんを指導する先生方に朗報です。
普通に生活している中でも、剣道の稽古ができる場面があります。
今回は、自宅での自主練の他に、日常生活、特に通学中にできる稽古法を紹介します。
- 通学中にできる稽古法4つ
日常生活で稽古する最大のメリットは、楽しみながら稽古できることです。
楽しみながら稽古量を積んで、強い剣士を目指しましょう。
通学中にできる剣道稽古法4つ
青信号になったら右足前で歩行
これは出端技の稽古になります。
具体的な方法は以下の通りです。
- 赤信号で、信号が青になるのを待つ。この時、構えの足をつくり、いつでも打てる(飛べる)足にしておく。
- 青に変わった瞬間に右足を前に素早く出し、前進する。
この稽古がもたらす効果は以下です。
- 相手の変化に対して素早く対応できるようになる。
- いつでも「打てる足」をつくることができる。
気づく瞬間に体が動かせるようになりましょう。
周りに人がいなければ、踏み込みや左足の引き付けまでセットで行ってもいいですよ!
ただ、間違って赤信号の時に歩き出してしまうと、非常に危険です。
一歩下がってスタートを切りましょう。
自転車を足の前の部分で漕ぐ
この稽古法は、自転車を使って学校や道場に通っている子どもたちに有効です。
足の前の部分とは、剣道をするときに床に触れる部分、土踏まずより前の部分です。
土踏まずよりも前の部分で踏んで、自転車のペダルを漕ぐ。
この稽古がもたらす効果は以下です。
- 左足で体を押し出す力がつく。
ちょっとした違いかもしれませんが、「ずっと足の前の部分でペダルを漕いできた子」と、「ずっと踵でペダルを漕いできた子」とでは、積み重ねると大きな違いとなります。
自転車を乗る時のクセにしましょう。
※ブレーキも両手の小指、薬指で握れれば稽古になります。
ですが私自身、それらの指ではブレーキハンドルに届かないので、あまり推奨しません。
やはり安全第一です。
対向車とすれ違う瞬間に踏み込むイメトレ
これは間合いをつかむ稽古です。
対向車とすれ違う瞬間に右足をグッと踏み込む(イメージをする)。
この稽古がもたらす効果は以下です。
- 相手がどんなスピードでも、技を合わせられるようになる。
周りに人がいないのならば、剣道のように踏み込んでも構いません。
対向車の進むスピードは車によってバラバラです。
どんな車に対しても、すれ違う瞬間に踏み込むことができれば、速い打ちの相手でも応じ技が打てるようになります。
車に気を取られて、前から歩いてくる歩行者にぶつからないよう、気をつけましょう。
手提げ鞄を持つときは、左手の小指、薬指にかけて持つ
竹刀を握る時に使う、左手の小指と薬指を鍛えることができます。
手で持つ荷物があるときは、左手に持ち、かつ小指、左手に紐をかけて持つようにする。
この稽古がもたらす効果は以下です。
- 左手小指・薬指の握力が鍛えられ、構えや打ちが安定する。
右利きの人が多いと思いますので、意識して左手を使う機会を創出しましょう。
手荷物を持つときにこの癖をつければ、知らない間に筋肉がついてきます。
あとこの方法は鍛える以外にも、持った袋が揺れにくくなる効果があります。
ですので、多少重い荷物などで揺れると持ちにくいものを持つ時は、2つの面で効果的です。
軽く上げ下げしながら運べば、さらに筋肉ムキムキになれるでしょう!
まとめ
今回は通学中にできる剣道稽古法4つを紹介しました。
- 青信号になったら右足前で歩行
- 自転車を足の前部分で漕ぐ
- 対向車とすれ違う瞬間に踏み込むイメトレ
- 手提げ鞄を持つときは、左手の小指、薬指にかけて持つ
短時間でも毎日すると、とても大きな積み重ねとなります。
楽しみながら道場以外の場所でも稽古しましょう!
ただし、安全には注意して取り組むようにしてください。
以上、ケンドーショーダンでした。