割れにくくなる!?竹刀を長持ちさせる管理・メンテナンス方法を紹介!
竹刀がしょっちゅう割れちゃう。お金も無くなる。。
正しく竹刀を管理すれば、割れにくくなりますよ!
高校生、大学生は稽古量が多く、力もついてくる時期なので、よく竹刀が割れると思います。
一方で学生だから、お金もあまり持っていないですよね。
そういう時は少しの工夫で、ちょっとでも竹刀を長持ちさせましょう。
今回はおすすめする竹刀の管理方法について紹介します。
- おすすめの竹刀の管理方法
- 竹刀の管理について特に考えていなかった剣士
- 竹刀の出費に悩む剣士
以下でメンテナンス方法を紹介します。
おすすめの竹刀の管理方法
乾燥させない
竹刀が割れる最も多い原因は、竹が乾燥していることです。
特に冬場は要注意です。
では竹が乾燥しないようにするために、すべきことを紹介します。
油を塗る
稽古後や修理後に、竹刀に油を塗りましょう。
市販の竹刀油で大丈夫です。一般的には「椿油」が良いとも言われています。
油を塗って竹に吸収させて、ボロ布で余分な油を拭き取ってあげましょう。
最後にロウを塗れば、なお良いです。乾燥スピードを抑えることができます。
ビニール袋に仕舞う
竹刀を裸で竹刀立てに刺しておいた場合は当然ですが、竹刀袋に直接竹刀を入れた状態でも、竹は乾燥してしまいます。
竹刀袋の布では隙間が多く、空気が通るためです。(革製であれば、いくらかマシかもしれません。)
なので竹刀は一旦ビニールの袋に入れてから、竹刀袋に片付けるようにしましょう。
ビニールの袋は竹刀購入時についているもので大丈夫です。捨てないようにしましょう。
↓こんな感じです。
削るときは全体的に
ささくれができた時に竹刀を紙やすりなどで削ることがあると思います。
この時、ささくれができた部分を重点的に削ってないでしょうか。
竹にもバランスがあるため、一部分を重点的に削ってしまうと、その部分が弱くなってしまい、割れやすくなってしまいます。
こうではなく、、
こう!大きく全体的に!
なので、ささくれができたらその部分を中心に、全体的に削るようにしましょう。
そうすれば、割れにくく、ささくれにくくなります!
あと、金属の竹刀削りでは竹刀を削りすぎてしまうことがあります。
たくさん削る必要がある場合には、金属の竹刀削りで大まかに削ったのち、紙やすりでのお手入れをお勧めします。
削る時は反対側も
先ほどの続きになります。完成品の竹刀の竹は左右対称になっています。
そのため、竹の強度が保たれています。
竹刀がささくれるのは打突をする側ですが、直すときは反対側も削って、左右のバランスを整えましょう。
ささくれたら、全体的に削って、反対側も削りましょう。
手間をかける方が長持ちします。
竹刀を休ませる
正しく竹刀を削って、油も塗って、完璧に直した!
さぁ、この後の稽古で「直したての竹刀」使おう!
今日は「別の竹刀」を使った方がいいですよ!
竹刀の管理方法として、「乾燥させないように油を塗ること」は紹介しました。
この油を染み込ませるために、時間を空けましょう。
稽古頻度が多い方は、3本以上の竹刀を使い回すのが良いでしょう。
3本を同時に使用するのに抵抗があるかもしれませんが、結局その方が長持ちします。
竹刀にも休息日を作ってあげましょう。
まとめ
今回はおすすめする竹刀の管理方法について紹介しました。
おすすめの竹刀の管理方法は以下の4つです。
- 乾燥させない
- 削るときは全体的に
- 削るときは反対側も
- 竹刀を休ませる
実は私が以上のことを知ったのは、大学卒業後でした。
大学時代は2本の竹刀を交互に使っていましたが、乾燥対策はしておらず、ほぼ毎日手入れしなければいけませんでした。
今は「稽古頻度が減った」のと、「使う竹刀の種類が変わった」ので、同じような比較ができませんが、竹刀は長持ちしています。
竹刀を大切に使って、長持ちさせましょう。
そして、相手を怪我させず、そして自分も傷つかないようにしましょう!
以上、ケンドーショーダンでした。